名もない毎日にスパイスを

毎日パン屋さんのパンを食べていたい主婦の絵日記

名もない毎日にスパイスを

婚約指輪も結婚指輪も貰わなかったワケ

婚約指輪も結婚指輪も

貰わなかった。

 

貰えなかった、

訳ではなく

「こだわりないから、いらな~い。」

と言ってしまった。

 

こだわりがないのなら、もらっておいてもよかったではないか。

 

 

私は人の好意を蹴飛ばしちゃったのかも…しれない。

 

あ~やっぱり貰っておけばよかったなぁ!と

後悔している訳でもない

 

友達が婚約指輪を貰ったエピソードを聞けばほっこり嬉しい気持ちになるし

 

幸せそうに結婚指輪をしている姿を見れば

いいなぁ(^_^)と 素直に思う

 

そんな時… あれ?なんで私は頑なに

指輪を拒否しちゃったんだろう???

 

 

 

可愛くない女だなぁ、と。

自分にうんざりするような気持ちになる

 

 

唐突だが…こんな私の性格を作ったのは

「おかん」なのではないか?

 

ひとつ。思い当たるふしがある

 

私は父と母が指輪をしている姿を見たことがなかった

 

ふたりとも仕事上指輪をつけられなかったのだろう…

大きなダイアの婚約指輪も日の目を浴びる事なくしまわれていたので 私は子どもながらに

勿体ないなぁ、なんて思っていた。

 

私は年頃になり なんとなく母に

「結婚指輪しないねぇ、一度も見たことないけど!笑」と伺うように言った

 

 

 

「…え?あんた結婚指輪なんかしたいと思う?私、好きじゃないねんこういうの。」

 

(あ、そういう感じなのね…)

 

 

 

 

「だって 犬みたいやろ?」

 

 

(…犬?)

 

 

 

「首輪されて飼われてる、犬みたいやろ?」

 

 

 

 

(首輪ねぇ、なるほど。)

 

 

 

思春期の私の心に

「犬みたい」は

しっかりと刻印された

 

 

それ以来

結婚指輪が「束縛のアカシ」的な

ダサイ アイテムに思えてきた

 

未来の自分が結婚指輪をしている姿を想像できなかった

 

 

 

 

それからもう10年以上も経っているのに。

 

 

 

私が結婚指輪をはめられないのは

おかんの呪い「犬になる」が解けないからなのだ

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